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商品撮影のポイント③アングル

アングルの決め方

Webサイトなど向けの商品撮影のポイントをいろいろ見てきましたが、もうひとつ重要なものがあります。それは、アングルです。

真上から商品を撮影してしまうと平面的に見えてしまい、良い印象を与えることができません。また、商品を置いて撮影しただけでも、商品が持っている魅力を伝えることができません。先にご紹介したように食べ物ならお皿に盛り付ける、ブランド品ならスタンドに立てるなど、ちょっとした工夫をすることで、魅力的な商品撮影ができます。
商品によりますが、撮影するアングルは真上からではなく横からがお勧めです。斜めや真横から撮影すると、写真を閲覧した人に良い印象を与えることができるでしょう。

アングル以外に気を付けたいのは、デジカメの明るさとホワイトバランスです。適切な設定をしないと、商品の色を伝えられなかったり暗い印象を与えたりすることにもなります。写真を撮る技術も大切ですが、デジカメの設定を状況に合わせて変えることも大切です。

ベストなアングルで商品撮影を

実店舗と違い、ネットショッピングでは商品を直接見てもらう事も、手に取ってもらうこともできません。つまりは多少演出をして、商品の魅力が伝わるように撮影しなければならないと言う事です。
商品を真上から撮るのはやめて、アングルを変えてみましょう。横から撮ってみたり、斜めにしてみたり、大三角形の配置にしてみたりするだけで、あか抜けた写真になります。

さらに、構図も大事です。動的な写真を撮りたい場合は、商品を中央に置かず左右にバランスをあえて崩してみましょう。そうすると動きが出てダイナミックな写真になります。それと同時に、クローズアップした構図にして商品の一部をカットしてみると、迫力だけでなく必要な伝えたい情報のみを抽出して強調しながら消費者に伝える事ができます。

ソフトを使えば、明るさやホワイトバランスなどは後で修正ができます。しかし構図や確度は修正が難しいので、何度も取り直してベストな位置で商品撮影をしましょう。